5月7日の夕方、中央銀行および国 家外為管理局が発行した「海外機関投資家の国内証券·先物投資ファンドの管理に関する規制」(以下「規則」)を2020年6月6日より有効とするとした。
弁護士解説
弁護士チームは「規制」を詳しく読み、以下の分析および要約をする:
『規定』ハイライト:
1. 適格外国機関投資家(QFII)の投資枠撤廃;
2. 人民元適格海外機関投資家(RQFII)のテスト国 家と地区の制限の廃止;
3. 適格外国機関投資家(QFII)の国境をまたぐ資金の出入と兌換実行登記管理;
4. 個人の適格投資家から複数の国内委託者に委託することを許可する;
5. 主報告人制度と本外貨一体化管理の実施。
『規定』意義:
「規定」の開始は海外投資家が中国国内投資の新時代を迎えることを意味し、投資限度額の制限の撤廃はより多くの資本を引き付けるのに役立ち、海外資本投資額は中長期において徐々に安定的に増加していくだろう。また、適格外国機関投資家(QFII)の大規模な侵入は地方財政債務の融資需要を満たし、債券市場資金の供給圧力を軽減し、地方政府の過去の潜在的な債務リスク問題を遅らせることにも役立つ。