粤港澳大湾区（広東·香港·マカオベイエリア）における国際的な科学技術革新センターの建設をより一層推進するため、7月1日、珠海市の科学技術革新局は「珠海市珠港澳科学技術革新連携プロジェクト管理弁法」を公布し、珠海、香港-マカオの科学技術革連携プロジェクトを支援し、上限奨励金は200万元に上ることを明確にした。

弁法では市レベルの側面から大陸と香港·マカオの科学技術革新における連携を支援し、奨励補助金、事後補助金、関連補助金等の形で香港-マカオ地区にある国 家重点実験室の支部、香港·マカオの科学技術の成果の実用化、広東·香港·マカオの科学記述連携プロジェクト関連の支援を行う。

そのうち、香港·マカオ地区にある国 家重点実験室の支部とは、国の科学技術部が認定した香港·マカオ地区の国 家重点実験室が珠海に設立した支部を指す。認定を受けた支部に対し、珠海は奨励補助金を出す形式を採用し、上限奨励金は200万元で、支部の建設と科学研究活動の支援に充てる。

単独拠点の機関が構築する国 家重点実験室が認定を申請できる支部はひとつのみである。複数拠点の機関が共同で構築する国 家重点実験室は、その共同で構築した拠点機関の単独での支部を全て珠海で設立するよう批准を受けることができ、全ての支部が認定を受けた後の上限奨励金は100万元で、累計の支援は200万元を超えない。

香港·マカオの科学技術の成果の実用化とは、香港·マカオの人材、或いは香港·マカオの機関が珠海で設立した企業で、独自の知的財産権を有し、目標とする市場が明確であり、産業化の将来性が高い技術の成果をベースとし、市場に革新性のある製品を提供するものを指す。該当するカテゴリーのプロジェクトに対して珠海は競争、優秀者採用の選出方式を採用し、事後補助金の形で専用資金による支援を与えることとし、全てのプロジェクトの支援額の限度は上限で20万元である。

広東·マカオ·香港の科学技術連携プロジェクトとは、国 家或いは省の科学技術主管部門の立ち上げた広東·香港·マカオ共同の実験室、広東·香港·マカオの科学技術連携プロジェクト及び香港·マカオの関連機関の関与する国際科学技術連携プロジェクトを指す。

広東·香港·マカオ共同の実験室に焦点を合わせ、珠海は関連補助金の形式を採用し、プロジェクトを主導する申請機関が獲得した国レベル、或いは省レベルの立ち上げ資金に応じて50%を超えない市の財政資金による関連支援を行い、上限額は200万元を超えず、広東-香港-マカオ連携の実験室の建設と科学研究活動の支援に用いるものとする。

広東·香港·マカオ連携プロジェクト及び香港·マカオの関連機関の関与する国際科学技術連携プロジェクトに焦点を合わせ、珠海は関連補助金の形式を採用し、プロジェクトを主導する申請機関が獲得した国レベル、或いは省レベルの立ち上げ資金に応じて50%を超えない市の財政資金による関連支援を行い、上限額は50万元を超えず、プロジェクトの研究開発を実施する過程で発生する費用をまかなうために用いるものとする。

引用元：南方網